医療保険の選び方は、職業によってもやはり異なってきます。
サラリーマンなどの給与所得者は、どのような医療保険の選び方をすればよいのでしょうか。まず、会社員などの給与所得者は、健康保険組合の保険に加入することになります。健康保険組合保険の特徴としては、長期入院などで欠勤が続き、給料が支給されない場合でも、傷病手当金が支給されることです。傷病手当金は月給の3分の2の給付金を受け取ることができます。傷病手当金は、自営業者などが加入する国民健康保険ではうけとることができません。この点で考えると、比較的医療費が優遇されているため、手厚い保障は必要ないかもしれません。
自営業者を営んでいる人、または個人事業主、さらにフリーランスで働いている人というのは、給与所得者に比べリスクが高くなります。入院で働くことができなくなった場合、収入が減少してしまうことが多いためです。自分が働けない分、人を雇えばさらに人件費がかさみます。よって、自営業者の場合はいざという時にそなえて、貯金をするとともに医療保険に加入し、リスクを分散させる人が多いです。いざという時のリスクもすべて自分に降りかかってきてしまうのが、自営業者の欠点です。
新入社員や20代の人の場合、病気で入院する確率は高齢者と比べて低くなります。したがってこの時期は、民間の医療保険に急いで入る必要はないかもしれません。毎月の保険料を貯蓄に回すことの方が優先でしょう。勤務先の福利厚生が充実していればなおさらです。しかし、子供が生まれた場合は、病気や怪我で長期入院してしまうと、家計が苦しくなってしまいます。まだ、体力や健康に自信があっても、除序に医療保険への加入を検討し始める時期になってきます。40代になってくると、体力も急激に衰えます。さらに仕事は忙しく運動不足になりがちなので、体のどこかに不調が出てくる人が多いです。健康管理をしっかりすると共に、医療保険を選び、加入するとよいでしょう。